2020年7月24日金曜日

熊本県での豪雨災害復旧支援セヴァ4(人吉市)

OM SRI SAI RAM

令和2年7月豪雨により被災された皆さま、ご家族、ご関係者の皆さまに、謹んでお見舞い申し上げます。

災害発生から3週間が過ぎました。
鹿児島グループメンバーが、再び被害の大きい人吉市及び球磨川流域へ行き、セヴァを行ってきましたので以下にご報告いたします。

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【熊本県での豪雨災害復旧支援セヴァのご報告4】

7月17日(金)
今日は朝から久しぶりに晴れて蒸し暑い一日でしたが、昨日までとは一変して埃が舞い異臭が漂っていました。
市街地の道路脇には、まだ山積みの廃棄物がそのままの状態になっているところが多く、その要因は被災された方の所有する車が殆ど水没し、使えなくなっていることが足かせになっているようでした。
今回まず真っ先に向ったのが、前回尋ねた市街地中心の球磨川堤防のすぐ脇にある、壊滅的な被害に遭われた女性三人家族が住まわれていたところです。
そのご家族の方が「ゴミ出しに行ったりして行き違いになるかもしれないので、押し入れに置いておいてください」とのことでしたので、約束通り3人分の靴とサンダル、簡易バッグ、着替え、靴下、タオル、歯ブラシ、石鹸などを指定の場所に置き、その場を後にしました。
次に向かったのが、前回と同様人吉市街地の西方向に位置し、球磨川流域の災害の酷い地域で、お届けできなかったタオル、ゴム手袋、マスクに甘いお菓子とメッセージカードを添えて、一軒ずつお声掛けをしながら必要とされる支援物資をお渡ししました。

この辺りも球磨川の氾濫した水と土砂が鉄砲水のように一気に流れ込んできたようで、住民の方は大変な作業を強いられておられました。お持ちした支援物資は「皆さん、何処も大変なのでこれだけで大丈夫です。他の皆さんにも渡してください」と言われ、逆境においても周りの方々を思いやり、いたわり分かち合っておられる姿に、調和と一体感、そして生き抜く強さと人としての美しさをしみじみと感じる経験となりました。

最後に球磨村の方々が避難されている第一中学校の避難所に、皆様から送っていただいた
Tシャツ、靴下、肌着、ティ―バッグ、即席みそ汁、味噌汁用カップをお持ちしました。
避難所はご高齢の方が多く、食事は冷たいお弁当なので温かいものが欲しいというご要望に応え、セヴァチームと検討し、温かいみそ汁を提供させていただくことになりました。
後日、カセットコンロ、ボンベ、やかんをお届けすることを伝えると、支援スタッフの方が「皆さん、きっと喜ばれるでしょう。なんといってもみそ汁をいただくと気持ちまでホッとしますから・・・」と言われ、とても喜んでおられました。

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サティヤ サイ ババの御言葉です。
『サイ オーガニゼーションは、万人に内在している魂は同一のアートマであることに基づいて働くべきです。名前と姿は異なるかもしれませんが、全員がこの唯一性(非二元)という感覚を育て、謙虚な気持ちで社会に奉仕すべきです』
サマスタ ローカー(ハ) スキノー バヴァントゥ
すべての世界のすべてのものが幸せになりますように
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SSIOJ奉仕チーム
・お問い合わせ: saihelp@sathyasai.or.jp

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