OM SRI SAI RAM
この度の台風により被災された皆さま、
ご関係者の皆さまに、謹んでお見舞い申し上げます。
一日も早い復旧・復興と、皆さんの幸せを心よりお祈りいたします。
『穏やかな心は愛の住処です。愛は人間に本来備わっているものですが、人間の中にある愛も、肥料と水で養分を施されなければならない種のように、サーダナ(献身的な奉仕)とプレーマ(愛)によって養われなくてはなりません。愛は神聖な性質です。愛は甘露のようなものです。神の愛の不滅の甘さを味わった人は、他に世の中のものは何一つ望まなくなります。人生は、絶え間ない愛の発露とならなければなりません。今、愛は、抑制された、利己的な方法で表されています。愛は社会への奉仕という形で表される必要があります』
この度の台風により被災された皆さま、
ご関係者の皆さまに、謹んでお見舞い申し上げます。
【鋸南町ナーラーヤナ セヴァのご報告】
2019年9月15日(日)、台風15号の被害を受けた千葉県の房総半島南部に位置する、安房郡鋸南町の鋸南町保健福祉総合センター「すこやか」前にて、カレーの炊き出しを行いました。
その保健所は、ボランティアセンターも兼ねており、多くの被災された住民の方々、ボランティアや派遣されてきた方々、職員の方々が出入りしていました。
先週の木曜日に視察に行った夕暮れ時に、数名の方にお話しを伺ったのが鋸南町でした。
ブルーシートに覆われた屋根の家が多く、窓やシャッターが飛ばされてしまっているお宅もあり、甚大な被害が広がっているのに、つい直前まであまり知られていない場所でした。
ブルーシートに覆われた屋根の家が多く、窓やシャッターが飛ばされてしまっているお宅もあり、甚大な被害が広がっているのに、つい直前まであまり知られていない場所でした。
保健所の前にはガレキ受け入れの山が築かれ、派遣された方々が重機を使って分別を行っていました。
また、Wi-Fiの基地局とスマートフォン充電場所が24時間体制で設置されていました。トイレも24時間使用可能となっていました。
1週間経っても、なおまだ水が止まっている地域もあるそうです。
また、保健所内はボランティアセンターも兼ねており、土嚢袋やブルーシート、水や食べ物、赤ちゃんやお年寄りの必需品等の救援物資を無料配布していました。
また、保健所内はボランティアセンターも兼ねており、土嚢袋やブルーシート、水や食べ物、赤ちゃんやお年寄りの必需品等の救援物資を無料配布していました。
先方に連絡をし、奉仕に伺うことを約束して翌朝のセヴァだったため、準備に奔走し、朝の10時に担当の方を訪ねると、保健所の入り口横の場所を割り当ててくださいました。
そこでカレーのお鍋と、炊飯ジャーのごはん、お弁当箱などを机に並べ、保健所に救援物資を取りに来られた方、届などを出したり何かを尋ねに来られた方、がれき撤去やWi-Fi接続などのボランティアに来られた方を中心に、希望された方々にカレーのお弁当をお渡ししました。
被災された方々は、ご家族の分のお弁当もまとめて持って帰られていました。
カレーは好評で、「おいしかったです。ありがとうございます」と、わざわざ言いに来てくださる方もいらっしゃいました。
ある姉妹は、カレーを注ぐ度に「おうちはどうですか?」と尋ねていました。
その問に「電気はつかないけど大丈夫」。「屋根が飛んで大変だよ。雨漏りもしちゃって」。「ここから15分のところだけど、停電だけでなく、まだ水も止まっていて大変です」。「3日間ここでボランティアしています」等々、本当に色々な方がいらっしゃいました。
「本当につらいです」と、言葉を無くして、涙される方もおられました。
その問に「電気はつかないけど大丈夫」。「屋根が飛んで大変だよ。雨漏りもしちゃって」。「ここから15分のところだけど、停電だけでなく、まだ水も止まっていて大変です」。「3日間ここでボランティアしています」等々、本当に色々な方がいらっしゃいました。
「本当につらいです」と、言葉を無くして、涙される方もおられました。
保健所の職員の方々も、食事をとる間もなく対応に当たられているようで、カレーを希望してくださったので、お渡ししようとすると、「来ておられる被災者の方の後で結構ですので・・・」と、遠慮がちに仰られるので、お昼過ぎに「まだ職員の方で召し上がっていない方はいらっしゃるのですか?」と聞くと、「はい、いると思います」と答えられました。
恐らく、食事もとる暇なく色々な対応に追われているのではないかと思い、ある分はパック詰めしてお届けしました。
恐らく、食事もとる暇なく色々な対応に追われているのではないかと思い、ある分はパック詰めしてお届けしました。
街には、休日を使ってブルーシートを屋根に掛ける作業をしている家があり、至る所に補修の必要な家々がありました。
保健所でがれき撤去、家の片付け等のボランティアがあることを初めて聞いた、という年配の方もいらっしゃいました。
保健所でがれき撤去、家の片付け等のボランティアがあることを初めて聞いた、という年配の方もいらっしゃいました。
今回の災害はあまりにも広範囲にわたり、先が見えないため、支え合い、また孤軍奮闘しておられる方が沢山おられました。
苦しんでおられるすべての人に、スワミの恩寵を祈らずにはいられません。
私たちが現地でできたことは、ほんのわずかなこと、取るに足りないことかもしれませんが、一時でも皆さんと触れ合うことができ、懸命に生きておられる姿を心に刻むことができ、セヴァの機会をいただけたことに感謝の思いしかありません。
一日も早い復旧・復興と、皆さんの幸せを心よりお祈りいたします。
明日も同じ場所でセヴァが予定されていますが、サイの愛が拡がっていきますようにと願ってやみません。
サイラム
サティヤ サイ ババの御言葉です。『穏やかな心は愛の住処です。愛は人間に本来備わっているものですが、人間の中にある愛も、肥料と水で養分を施されなければならない種のように、サーダナ(献身的な奉仕)とプレーマ(愛)によって養われなくてはなりません。愛は神聖な性質です。愛は甘露のようなものです。神の愛の不滅の甘さを味わった人は、他に世の中のものは何一つ望まなくなります。人生は、絶え間ない愛の発露とならなければなりません。今、愛は、抑制された、利己的な方法で表されています。愛は社会への奉仕という形で表される必要があります』
サマスタ ローカー(ハ) スキノー バヴァントゥ
すべての世界のすべてのものが幸せになりますように
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SSIOJ奉仕部
・お問い合わせ: saihelp@sathyasai.or.jp
・サイ セヴァ「助け愛の輪」メールマガジンへの登録
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