OM SRI SAI RAM
令和2年7月豪雨により被災された皆さま、ご家族、ご関係者の皆さまに、謹んでお見舞い申し上げます。
〇熊本県内の被災地の現状「1ヶ月余りが経過して」
【人吉市】
「令和2年7月豪雨」から約1ヶ月余りが経過しました。
現在も約630名の方が5箇所の避難所で生活をされています。
災害ゴミや土砂の撤去は、行政と関係機関とで協力し急いでいるとのことです。
被災された住民の方々は、罹災証明の発行が始まり順次市営住宅へ入所されています。しかし、まだ多くの避難所生活を強いられている方が多く、加えて自宅避難、車中泊で生活をされている方もまだまだ多く、避難生活がいつまで続くのか不安を抱えておられる方も多いようです。
被災地では、7月末までは異常とも思える長雨が続いておりましたが、その後に一変して猛暑が続いています。新型コロナウイルス感染症対策に加え、熱中症対策も必要になってきているため、行政は仮設住宅等生活の確保も急いでいるとのことでした。
実際、自宅避難されている状況は充分に把握できていない状況にあり、これまで自宅避難を余儀なくされていた方々も、この猛暑では自宅避難がいつまで続けられるかわからないと仰っていました。
ライフラインは少しずつ復旧してきており、電気は随分と復旧してきています。市水道は使用できるようになりましたが、飲料水としては使用できておりません。
そのため自宅避難されている方は食事を作ることができず(多くの台所は1階にあったため、炊飯器、冷蔵庫等台所用品も氾濫で流失されている方が多いのが現状)、行政が手配した車(無料)を使用して、避難所やコンビニへその日の食料を調達されているようです。
市街地のほぼ中心を球磨川が流れ、中心にあるホテルや飲食店は甚大な被害でした。また新型コロナウイルスの影響からボランティアも県内限定の募集であることや、台風シーズンも近づいてきていること等、事業再開あるいは人吉市の復旧復興には時間がかかると思われます。
【球磨村】
球磨村は球磨川と支流が合流する地域に人家が開けているところが多く、相当の世帯が壊滅的な被害を受けています。
8月2日には、33世帯の妊婦者や要配慮者で長期的な避難所生活が難しい方を優先的に、仮設住宅に入居していただいたようです。
サティヤ サイ ババの御言葉です。
『サイのサーダカ〔求道者〕とセーヴァク〔奉仕者〕は、アートマ〔真我〕をあらゆる活動の基盤としなければなりません。自分を神の化身と見なし、万人にはアートマが内在していることを悟るべきです。人は、何であれ他の人々が体験する喜びや悲しみは、等しく自分のものであるという感覚を持つべきです。そうして初めて、人は奉仕をして他の人々に喜びを与えることができるのです』
すべての世界のすべてのものが幸せになりますように
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SSIOJ奉仕チーム
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