西日本豪雨災害により被災された皆さま、
ご関係者の皆さまに、謹んでお見舞い申し上げます。
暑い夏はまだまだ続きますが、皆様熱中症に気を付けてお過ごしください。
本日は、8月5日(日)に岡山県岡山市で行なってきた豪雨災害復興セヴァのご報告をいたします。
今回の参加者は、全国のセンター・グループ有志が集まり、鳥取からご夫婦2名、大阪から1名、東京から2名、神奈川から2名の合計7名(女性2名、男性5名)の参加となりました。
関東組は車で向かったため、前日岡山に入りました。
今回、初めて申請したのですが、災害ボランティアに参加する場合は、申請をすると往復の高速代が無料になります。
前日は疲れをとるため&ボランティア特別割引があったため、稲荷山健康センターという所に泊まりました。
ここは、近くに日本三大稲荷のひとつ「最上稲荷山妙教寺」があり、薬湯温泉と休憩スペースも広くとても過ごしやすかったです。
※災害ボランティアの宿泊特別割引価格(税込2000円)はホームページに書かれていなく、いつまでやっているか分からないため、利用される方は事前にお電話で確認されることをお勧めします。
今後、ボランティアに参加される方へ役立つ情報の為、書かせていただきました。
前置きが長くなりましたが、本題に入ります。
現在、被災地でのセヴァの多くは、避難所に行ってのセヴァと被災者宅へ行ってのセヴァに二分されます。
いずれの場合も災害ボランティアセンターや避難所からの情報を調べての参加となります。
今回、私たちは県外からのボランティアも募集している岡山市東区にある災害ボランティアセンターに行き、セヴァを行なってきました。
ここは、あまり知られていませんが、県内の住宅浸水被害が最も多かった市だそうです。
ボランティアセンターでは、全国から毎日数百人がボランティアに集まってくるのですが、しっかりとした受け入れ態勢が整っていて、スムーズに受付等の手続を済ませることができました。
ボランティアの振り分けはスタッフから「OOという所で被災した子ども達と遊んだり、避難所でのお話しを聞いたりといった傾聴ボランティアをOO名募集しますが、希望される方は手を挙げてください」といった感じで、募集と振り分けが行なわれていました。
私たちは、参加した7名全員が一緒に行動できる内容のボランティアを選び、熱中症防止の飲料を沢山いただいて、各自の車と最後は徒歩で被災宅へ向かいました。
今回私たちが向かった場所は、川の決壊ではなく、局所的に起こった山の土砂崩れによって裏庭が土砂で埋まってしまったというお宅でした。
本日一番大変な現場と言うことでしたが、約30名のおじ様、おば様から若者たちに至るまで幅広い年代の集まりで、裏庭の土砂をスコップでかき出し、土のう袋へ入れて行くという内容でした。
熱中症予防のために、2グループに分けて15分交代でやっていきました。
今日は最高気温37度という猛暑でしたが、皆で一体となって、セヴァを捧げることができました。
また、冷たいドリンクや冷たい水に浸した濡れタオルをぐったりと座り込む私たちに絶妙なタイミングでスタッフの方が配ってくださったので、それで元気を取り戻す人たちが多くいました。
昼食を終えた午後からは、大阪の女子大ソフトボール部の若者たちも応援に駆けつけてくれ、凄い勢いで重たい土のう袋を運んでくれました。
現地でのセヴァは、ボランティアセンターから現地までの移動時間が長かったのもあり、休憩時間を入れて約4時間といった感じとなりましたが、皆汗びっしょりになりながらも、初めて会う見ず知らずのメンバーが互いに声をかけ合い、気遣い合いながら、一所懸命セヴァをしている姿がとても印象的でした。
また、今回は事前に購入してきたスポーツドリンクを5箱支援物資として寄贈してきました。
被災地へセヴァへ来るといつも凄いことだと思うのですが、被災地の大変な惨状を目の当たりにして、全国から信条や思想を超えて、被災者の困難を自分の苦しみのように感じて集まってくる人たちと共に、一つとなってセヴァを捧げられることです。
そこでは、大きな家族のような、身近な友人たちが集まっているような、言葉では表すことのできない雰囲気が醸し出され、神様の慈愛と導きを普段よりも多く体験できます。
また、私たちが大きな家族のように一体となることによって、神様をより身近な存在として感じることができます。
そういった体験をさせてくださるババ様と皆様に深く感謝いたします。
サティヤ サイ ババの御言葉です。
『神の愛の化身である皆さん!
人と人とを隔てている壁を打ち壊しなさい。カーストと信条の違いに基づく相違感を取り払いなさい。人類の唯一性への固い信仰を持ちなさい。ハートに愛を育てなさい。そうして初めて、国々は団結し、繁栄し、幸福になるでしょう』
http://sathyasai.or.jp/mikotoba/discourses/d_19881225.html
すべての世界のすべてのものが幸せになりますように
────────────────────────────────
SSIOJ奉仕部
・お問い合わせ: saihelp@sathyasai.or.jp
・サイ セヴァ「助け愛の輪」メールマガジンへの登録
0 件のコメント:
コメントを投稿