2018年9月4日火曜日

西日本豪雨被災地でのセヴァ 6(広島県呉市)

OM SRI SAI RAM

西日本豪雨災害により被災された皆さま、
ご関係者の皆さまに、謹んでお見舞い申し上げます。

本日は、福岡グループのメンバーによる、豪雨被災地でのセヴァ報告を掲載させていただきます。

9月2日(日)
呉市安浦町での災害セヴァに1人で参加しました。
安浦町に伺ったのは、他地域に比べて報道される回数が少なかったせいでボランティアの人数が足りないと聞いていたからです。

午前中の現場はボランティアセンターから車で15分くらいかかる山の中の集落のお宅でした。庭に流れ込んだ土砂をスコップなどを使ってかき出し、一輪車で運び出す作業でした。7人のチームで作業をしたのですが、休みを利用して参加された自衛隊の方、熊本地震で家が全壊した時に全国のボランティアの方に手伝ってもらった恩返しに来たという女性、呉市で就職活動をしていたが災害が起こって1か月ほどそのまま滞在してボランティア活動を続けている方など様々でした。

お昼ご飯は別のお宅のスペースでいただいたのですが、そこの方からお話を伺うことができました。
その方は、7月6日の大雨の時に県外にいるお子さんから心配して電話がかかってきたそうで、別棟の2階に避難したほうがいいと言われて避難した5分後に、母屋に土砂が流れ込んできたそうです。
命拾いしたと言われていました。
その集落では数人が亡くなられて、家も3軒ほど流されたそうです。今は仮設に住んでいるけど、家も全壊して住めないし、これからが心配だと言われていました。
ただ1つ良かったことは犬を飼っていたのですが、
死んでるだろうから掘り起こしてあげようと1週間後に家に戻ったら、生きていたそうです。
かなりの老犬ですが、僕が頭をなでなでするとうれしそうに尻尾を振りました。
午後は別のお宅の田んぼの水路の修復でした。水路にたまった泥を取り除いて、再び水を流す作業でした。
ここでは岩国の米軍基地の若い兵隊さんが参加していました。
田んぼの所有者のお母さんの「ありがとう」の言葉を胸に帰路につきました。

7月の豪雨災害は広範囲にわたっています。
まだまだ息の長いセヴァが求められていると思いました。
サティヤ サイ ババの御言葉です。
『人は、他者に奉仕されることを欲するよりも、他者に奉仕する心構えでいるべきです。加えて、自分より高い地位にある人に奉仕することは、少しも賞賛に値しません。何しろ、高い地位にある人には従者に奉仕を命じることができるからです。自分と同じ立場にある人への奉仕も、褒めるに足るものではありません。奉仕は、自分より困窮している人や、世間から無視されている人に対してなされるべきです』
http://www.sathyasai.or.jp/mikotoba/discourses/d_19871119.html
サマスタ ローカー(ハ) スキノー バヴァントゥ
すべての世界のすべてのものが幸せになりますように
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SSIOJ奉仕部
・お問い合わせ: saihelp@sathyasai.or.jp
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