OM SRI SAI RAM
西日本豪雨災害により被災された皆さま、
ご関係者の皆さまに、謹んでお見舞い申し上げます。
本日は、山陰バジャン会メンバーを中心としたセヴァダルによる、豪雨被災地でのセヴァ報告を掲載させていただきます。
***広島県安芸郡坂町 豪雨災害セヴァ報告***
8月26日(日)
今回は、広島県の坂町(さかちょう)にて豪雨災害セヴァを行うことになりました。
SSIOJのメンバーとして、山陰バジャン会から3名、北九州グループから1名の計4名が集まりました。
全国から駆けつけた方々と共に、計十数名が一緒にセヴァを行いました。
初日にお伺いしたお宅では、床板を剥ぐってある床下の土砂を、スコップでバケツやそうきに取り、一輪車で大きな道まで運ぶという作業でした。
10分作業して、10分休憩というやり方でしたが、暑い中、最初の10分でも汗がでるという状況でした。
訪問先のお宅周辺では、もともと腰の上あたりまで土砂が堆積していたとのことで、家主の方も当時の大変さをお話し下さいました。
8月27日(月)
二日目の朝、前日に買い出ししておいたスポーツドリンク等を、坂町災害たすけあいセンターに寄付しました。
この日は、午前中で終わる作業の所に参加しました。
センターから徒歩で現地まで向かい、まずは、被災されたお宅の後ろに置かれた砂の土嚢を道まで運ぶ作業を皆で行いました。
その後は場所を移動し、地域の会館の前に堆積した砂を、スコップと一輪車を使って軽のダンプに積み込む作業を行いました。
また、細い側溝の砂を取り除く作業を行いました。
作業が終了した直後は、終わった安堵感と共にもう少し続けたいとの気持ちもあり、複雑でした。
暑さと疲労はありましたが、最後に心地よい達成感がセヴァの報酬となりました。
サティヤ サイ ババの御言葉です。
『人間に与えられた人生の年数はごく短いものですが、人間が住む世界は広大であり、時の流れは永遠の昔から、遙(はる)かな未来に及びます。人がこの世で為(な)すべきわずかなことは、敏速に、自分が割り当てられた場所で、与えられた時間内に終わらさなければなりません。さらに、人間には大変な使命があります。人がこの世に人間として生を受けるのは、それを遂行するためであり、いくつもの過去世(かこぜ)で積んできた徳と交換に、こうして人間として生まれることができたのです。その使命とは、実に、人間の内に潜んでいる神性を顕現することです。その使命を達成するための、もっとも容易で、もっとも喜びの多い手段は、セヴァ――つまり、献身と信愛の精神で行われる、人間への奉仕です』
http://www.sathyasai.or.jp/mikotoba/discourses/d_19750128.html
サマスタ ローカー(ハ) スキノー バヴァントゥ
すべての世界のすべてのものが幸せになりますように
────────────────────────────────
SSIOJ奉仕部
・お問い合わせ: saihelp@sathyasai.or.jp
・サイ セヴァ「助け愛の輪」メールマガジンへの登録
2018年8月31日金曜日
2018年8月30日木曜日
西日本豪雨被災地でのセヴァ 4(岡山市東区)
https://ssiojseva.blogspot.com/2018/08/4.html西日本豪雨被災地でのセヴァ 4(岡山市東区)
OM SRI SAI RAM
西日本豪雨災害により被災された皆さま、
ご関係者の皆さまに、謹んでお見舞い申し上げます。
本日は、大阪センターメンバーによる豪雨被災地でのセヴァの報告を掲載させていただきます。
オーム サイラム
8月12日(日)岡山県の東区で災害ボランティアに夫婦で参加させて頂きました。
今年は災害クラスの猛暑といわれていて、炎天下での作業は私たちには無理ではないかと思っていましたが、スワミに被災地に行ってセヴァに参加するように勧められているような気がして迷っていました。1ヶ月くらい迷った結果、「どうせ後悔するなら、行って失敗して経験を積めば良い」とハラをくくり、夫婦で災害ボランティアに参加することにしました。
酷暑に見舞われている最中、熱中症で倒れて現地でご迷惑にならないように、出来る限りの事前準備をすることにしました。まずは週間天気予報で気温の低くなりそうな曇りの日を狙うことにしました。そして、現地で着る服は速乾性素材のものを選択。夫は長袖、私は半袖にアームカバーをすることで、直射日光を直接肌にあてないように保護。更に、大きな保冷バッグに大量の保冷剤を用意し、梅干し、塩飴、味噌汁、塩をたっぷり効かせたサンドイッチ、スポーツドリンクに塩と水を混ぜたものを2Lずつと、それ以外の追加ドリンクを用意して、当日の朝5時に大阪から現地の岡山県東区へと車で向かいました。
その日の天気予報では、西日本は曇りとなっていて、道中は、それほど暑くなく快適に過ごすことができました。ところが、目的地の岡山県に近づくと、段々と雲が散っていって、なんと到着した時には空はからりと晴れて太陽が私たちに盛大にギンギンに微笑みかけていました。
「事前の天気予報では曇のち雨だったのに、話が違うやん~。」と、心の中で思いっきりぼやきつつ、「いやいや、この後、また曇ってきてちょうどいいタイミングで雨が降って我々を潤してくれるにちがいない・・・」と自分にとって都合のいいストーリーを夢想しながら、災害ボランティア受付会場に入って行きました。2名分の災害ボランティアの受付を済ませたあと、災害ボランティアにあたっての説明と、作業場所の割り振りが行われていましたので、そちらに加わりました。
まず、社会福祉協議会の担当の方から、今回の被害状況、そしてボランティアをする上での約束事項や注意事項の説明を受けた後、いよいよ作業場所の割り振りが始まりました。最初に「〇〇さん宅の土砂の掻き出し、家具の運び出し等の作業に行ける方」と言われました。すると、いかにも「屈強なる土木のプロ」といった面々が、黒く日に焼け筋骨隆々の頼もしい手が、次々に挙がり始めました。我々も、この手を挙げてしまおうかと、随分悩みましたが、そのそうそうたる顔ぶれを見て、その強者達に混じって作業するのは、完全に無理だろう、と即断し、次の機会を待つことにしました。
「次は〇〇公園に積まれた土砂の撤去作業です。行っても良いという方、手を挙げて下さい。」と担当さんが言いました。正直、全ての項目を比較できないので、どの作業が私たちに良いか、選ぶ余地は無いようでした。それならば・・・と意を決して、夫と二人で手を挙げてみました。今度は強者タイプの方は数名で、それ以外には、ご家族で来られた方、ご年配の方、若い男の子等、色んな方がいる20名ほどのパーティーとなりました。
そして、駐車場に車を取りに行き、待ち合わせをして現場に向かうこととなりました。夫が車を取りに行っている間、私は待ち合わせの駐車場で待っていましたら、軽トラが続々と集まってきました。運転していたのは、いかにも強面で強者の土方おじさんたちでした。土方おじさんたちは慣れた様子で軽トラの荷台にどんどんと荷物を詰め込んでいきました。しかし、夫の車はまだ駐車場から来そうにありません。このまま置いて行かれては大変、と思い、土方おじさんたちに挨拶をして、まだ夫が到着していないので待ってもらえるように、とお願いをしました。するといかにも怖そうなおじさんだと思っていた方が、実際に話してみると、とても優しいおじさんだ、ということが分かりました。人を助けるためにわざわざ自分の時間を削ってボランティアに参加する人なのですから、見た目はどうあれ、心優しい人達が集まっているんだなぁ、と思いました。そう思うと急に仲間意識が湧いてきました。
ふと気づくと軽トラの荷台には、助手席に乗れない人たちが何人か乗っていて、待機している間、ずっと酷暑の太陽に晒されていました。これでは実作業に入る前に、皆バテてしまうのではないかと心配しました。丁度、夫の車が到着したので、「うちの車に乗ってクーラーで身体を冷やしながら現地に行きませんか」と声を掛けました。すると3人の男性が後部座席に乗ってくださって、計5人で現場に向かいました。道中、話題はもっぱら熱中症に関してでした。今回チームのリーダーを引き受けてくださった薬剤師の方も同乗していたのですが、お話しを伺うと、その方は前日からボランティアに参加していたそうです。曰く、「気をつけたほうが良いですよ。昨日もお一人、午前で熱中症になって午後はお帰りになられた。無口になった時が危ない。そう言う私も実はかなりやばかった。」とアドバイスをして下さいました。すると他の方も「実は私も・・・」「僕も」と話し始め、実際に体力に自信がありそうな方も、この炎天下で熱中症になってしまったとのこと。それでも今回の災害ボランティアに参加していることに、正直びっくりしました。
作業現場に着くと、住宅街によくあるような、小さな公園でした。そこには土砂が積み上げられた大きな土山が2つありました。その土山は、この地域の住宅に流入した土砂を掻きだして公園に積み上げたものとのことでした。私達の作業は、その土砂をスコップですくい、土のう袋に入れて、その土のう袋を集積所に運ぶ、というものでした。
リーダーさんからの指示はこのようなものでした。
「20分作業をしたら、10分休憩。これを必ず守って下さい。十分休憩を取らないで無理をするとバテてしまいますし、他の人もそれに習って作業を始めてしまいます。ですので全体のことを考えて自分ができると思っても、休憩時間をしっかり守るようにして下さい。」
リーダーさんからそのように説明を受けた時、正直、この炎天下で、自分に20分も力仕事ができるのだろうか、と不安になりました。
午前10時位に作業開始。最初は勝手が分からなかったので、各人が適当に作業にとりかかりました。スコップを土の中に入れても、木の根っこや何やらで上手くすくうことができません。すくった土を土のう袋に入れようとしても上手く入りません。ハードな作業で20分がやたらと長く感じました。自分でも驚くほど大量に汗が流れてきました。
でも、作業を進めるうちに段々とスムーズに作業が進む形に自然と役割分担ができてきました。スコップで土を土のう袋に入れる人、土のう袋を開いて受ける人、土のう袋を一箇所に運ぶ人。一つ一つの作業も、要領よくやるコツが分かってきて、皆で協力しながら作業が進んでいくことが、とても楽しいと思えるようになってきました。面白いことに、20分の休憩を向かえる時には、暑さのことや時間のことを忘れて作業に集中していました。とはいえ、10分の休憩はありがたく、汗をかいた分の水分補給、そしてしっかりと休憩を取りました。午前中は20分を4セットこなすことができ、こんもりと積まれていた土山の一つは、その日の午前中に片付けることができました。
昼食後、午後も張り切って、残りの土山も片付けてしまおう、などと思っていましたが、午後になると気温が更に上がり、午前中よりかなり過酷な環境になっていました。恐らく気温は38度程度になっていたかと思います。そのため、午後は1時間程度の短い作業時間でしかありませんでしたが、想像以上に疲労してしまいました。リーダーさんは午前よりも午後のほうが段取りが良くなって作業がはかどる、と仰っていましたが、一様に皆さんの作業ペースが落ちているように思いました。
主人も同じことを思ったのか早めの休憩をリーダーに促しました。そんな中、若い男の子が一人、とうとうバテてしまいました。そんなこともあって午後は無理をせず、早めに切り上げました。あとで主人が言うには「実はリーダーさんも顔が真っ赤になっていて、かなりヤバかったみたいだね。」と言っていました。午後の作業は午後2時頃終了しました。
ボランティアセンターに戻り、長靴の殺菌消毒や、手足の消毒などをした後に、近くの入浴施設で使えるお風呂券を頂くことができました。このお風呂は本当に格別で、今までの疲れが吹っ飛ぶような感じがしました。
今回、豪雨災害被災地での災害セヴァに参加させていただきましたが、本当に純粋なセヴァを、純粋な志をもった方々と共にすることができたと感じております。このセヴァに参加することができてとても良かったと思いました。また機会があったら是非参加できればと思います。
このような貴重な機会をお与えくださいましたスワミに、心から感謝申し上げます。
ありがとうございました。
オーム サイラム
サティヤ サイ ババの御言葉です。
『社会は人々が集まってできています。社会においての、自発性と純粋な意図によって動機付けられた人間同士の協力が、セヴァ〔無私の奉仕〕の証(あかし)です。セヴァには根本的な特徴が2つあります。それは、相手を思いやる気持ちと、進んで犠牲を払うことです』
http://www.sathyasai.or.jp/mikotoba/pdf/d_19811119.pdf
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西日本豪雨災害により被災された皆さま、
ご関係者の皆さまに、謹んでお見舞い申し上げます。
本日は、大阪センターメンバーによる豪雨被災地でのセヴァの報告を掲載させていただきます。
オーム サイラム
8月12日(日)岡山県の東区で災害ボランティアに夫婦で参加させて頂きました。
今年は災害クラスの猛暑といわれていて、炎天下での作業は私たちには無理ではないかと思っていましたが、スワミに被災地に行ってセヴァに参加するように勧められているような気がして迷っていました。1ヶ月くらい迷った結果、「どうせ後悔するなら、行って失敗して経験を積めば良い」とハラをくくり、夫婦で災害ボランティアに参加することにしました。
酷暑に見舞われている最中、熱中症で倒れて現地でご迷惑にならないように、出来る限りの事前準備をすることにしました。まずは週間天気予報で気温の低くなりそうな曇りの日を狙うことにしました。そして、現地で着る服は速乾性素材のものを選択。夫は長袖、私は半袖にアームカバーをすることで、直射日光を直接肌にあてないように保護。更に、大きな保冷バッグに大量の保冷剤を用意し、梅干し、塩飴、味噌汁、塩をたっぷり効かせたサンドイッチ、スポーツドリンクに塩と水を混ぜたものを2Lずつと、それ以外の追加ドリンクを用意して、当日の朝5時に大阪から現地の岡山県東区へと車で向かいました。
その日の天気予報では、西日本は曇りとなっていて、道中は、それほど暑くなく快適に過ごすことができました。ところが、目的地の岡山県に近づくと、段々と雲が散っていって、なんと到着した時には空はからりと晴れて太陽が私たちに盛大にギンギンに微笑みかけていました。
「事前の天気予報では曇のち雨だったのに、話が違うやん~。」と、心の中で思いっきりぼやきつつ、「いやいや、この後、また曇ってきてちょうどいいタイミングで雨が降って我々を潤してくれるにちがいない・・・」と自分にとって都合のいいストーリーを夢想しながら、災害ボランティア受付会場に入って行きました。2名分の災害ボランティアの受付を済ませたあと、災害ボランティアにあたっての説明と、作業場所の割り振りが行われていましたので、そちらに加わりました。
まず、社会福祉協議会の担当の方から、今回の被害状況、そしてボランティアをする上での約束事項や注意事項の説明を受けた後、いよいよ作業場所の割り振りが始まりました。最初に「〇〇さん宅の土砂の掻き出し、家具の運び出し等の作業に行ける方」と言われました。すると、いかにも「屈強なる土木のプロ」といった面々が、黒く日に焼け筋骨隆々の頼もしい手が、次々に挙がり始めました。我々も、この手を挙げてしまおうかと、随分悩みましたが、そのそうそうたる顔ぶれを見て、その強者達に混じって作業するのは、完全に無理だろう、と即断し、次の機会を待つことにしました。
「次は〇〇公園に積まれた土砂の撤去作業です。行っても良いという方、手を挙げて下さい。」と担当さんが言いました。正直、全ての項目を比較できないので、どの作業が私たちに良いか、選ぶ余地は無いようでした。それならば・・・と意を決して、夫と二人で手を挙げてみました。今度は強者タイプの方は数名で、それ以外には、ご家族で来られた方、ご年配の方、若い男の子等、色んな方がいる20名ほどのパーティーとなりました。
そして、駐車場に車を取りに行き、待ち合わせをして現場に向かうこととなりました。夫が車を取りに行っている間、私は待ち合わせの駐車場で待っていましたら、軽トラが続々と集まってきました。運転していたのは、いかにも強面で強者の土方おじさんたちでした。土方おじさんたちは慣れた様子で軽トラの荷台にどんどんと荷物を詰め込んでいきました。しかし、夫の車はまだ駐車場から来そうにありません。このまま置いて行かれては大変、と思い、土方おじさんたちに挨拶をして、まだ夫が到着していないので待ってもらえるように、とお願いをしました。するといかにも怖そうなおじさんだと思っていた方が、実際に話してみると、とても優しいおじさんだ、ということが分かりました。人を助けるためにわざわざ自分の時間を削ってボランティアに参加する人なのですから、見た目はどうあれ、心優しい人達が集まっているんだなぁ、と思いました。そう思うと急に仲間意識が湧いてきました。
ふと気づくと軽トラの荷台には、助手席に乗れない人たちが何人か乗っていて、待機している間、ずっと酷暑の太陽に晒されていました。これでは実作業に入る前に、皆バテてしまうのではないかと心配しました。丁度、夫の車が到着したので、「うちの車に乗ってクーラーで身体を冷やしながら現地に行きませんか」と声を掛けました。すると3人の男性が後部座席に乗ってくださって、計5人で現場に向かいました。道中、話題はもっぱら熱中症に関してでした。今回チームのリーダーを引き受けてくださった薬剤師の方も同乗していたのですが、お話しを伺うと、その方は前日からボランティアに参加していたそうです。曰く、「気をつけたほうが良いですよ。昨日もお一人、午前で熱中症になって午後はお帰りになられた。無口になった時が危ない。そう言う私も実はかなりやばかった。」とアドバイスをして下さいました。すると他の方も「実は私も・・・」「僕も」と話し始め、実際に体力に自信がありそうな方も、この炎天下で熱中症になってしまったとのこと。それでも今回の災害ボランティアに参加していることに、正直びっくりしました。
作業現場に着くと、住宅街によくあるような、小さな公園でした。そこには土砂が積み上げられた大きな土山が2つありました。その土山は、この地域の住宅に流入した土砂を掻きだして公園に積み上げたものとのことでした。私達の作業は、その土砂をスコップですくい、土のう袋に入れて、その土のう袋を集積所に運ぶ、というものでした。
リーダーさんからの指示はこのようなものでした。
「20分作業をしたら、10分休憩。これを必ず守って下さい。十分休憩を取らないで無理をするとバテてしまいますし、他の人もそれに習って作業を始めてしまいます。ですので全体のことを考えて自分ができると思っても、休憩時間をしっかり守るようにして下さい。」
リーダーさんからそのように説明を受けた時、正直、この炎天下で、自分に20分も力仕事ができるのだろうか、と不安になりました。
午前10時位に作業開始。最初は勝手が分からなかったので、各人が適当に作業にとりかかりました。スコップを土の中に入れても、木の根っこや何やらで上手くすくうことができません。すくった土を土のう袋に入れようとしても上手く入りません。ハードな作業で20分がやたらと長く感じました。自分でも驚くほど大量に汗が流れてきました。
でも、作業を進めるうちに段々とスムーズに作業が進む形に自然と役割分担ができてきました。スコップで土を土のう袋に入れる人、土のう袋を開いて受ける人、土のう袋を一箇所に運ぶ人。一つ一つの作業も、要領よくやるコツが分かってきて、皆で協力しながら作業が進んでいくことが、とても楽しいと思えるようになってきました。面白いことに、20分の休憩を向かえる時には、暑さのことや時間のことを忘れて作業に集中していました。とはいえ、10分の休憩はありがたく、汗をかいた分の水分補給、そしてしっかりと休憩を取りました。午前中は20分を4セットこなすことができ、こんもりと積まれていた土山の一つは、その日の午前中に片付けることができました。
昼食後、午後も張り切って、残りの土山も片付けてしまおう、などと思っていましたが、午後になると気温が更に上がり、午前中よりかなり過酷な環境になっていました。恐らく気温は38度程度になっていたかと思います。そのため、午後は1時間程度の短い作業時間でしかありませんでしたが、想像以上に疲労してしまいました。リーダーさんは午前よりも午後のほうが段取りが良くなって作業がはかどる、と仰っていましたが、一様に皆さんの作業ペースが落ちているように思いました。
主人も同じことを思ったのか早めの休憩をリーダーに促しました。そんな中、若い男の子が一人、とうとうバテてしまいました。そんなこともあって午後は無理をせず、早めに切り上げました。あとで主人が言うには「実はリーダーさんも顔が真っ赤になっていて、かなりヤバかったみたいだね。」と言っていました。午後の作業は午後2時頃終了しました。
ボランティアセンターに戻り、長靴の殺菌消毒や、手足の消毒などをした後に、近くの入浴施設で使えるお風呂券を頂くことができました。このお風呂は本当に格別で、今までの疲れが吹っ飛ぶような感じがしました。
今回、豪雨災害被災地での災害セヴァに参加させていただきましたが、本当に純粋なセヴァを、純粋な志をもった方々と共にすることができたと感じております。このセヴァに参加することができてとても良かったと思いました。また機会があったら是非参加できればと思います。
このような貴重な機会をお与えくださいましたスワミに、心から感謝申し上げます。
ありがとうございました。
オーム サイラム
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『社会は人々が集まってできています。社会においての、自発性と純粋な意図によって動機付けられた人間同士の協力が、セヴァ〔無私の奉仕〕の証(あかし)です。セヴァには根本的な特徴が2つあります。それは、相手を思いやる気持ちと、進んで犠牲を払うことです』
http://www.sathyasai.or.jp/mikotoba/pdf/d_19811119.pdf
サマスタ ローカー(ハ) スキノー バヴァントゥ
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2018年8月11日土曜日
西日本豪雨被災地でのセヴァ 3(岡山市東区)
https://ssiojseva.blogspot.com/2018/08/3.html西日本豪雨被災地でのセヴァ 3(岡山市東区)
OM SRI SAI RAM
西日本豪雨災害により被災された皆さま、
ご関係者の皆さまに、謹んでお見舞い申し上げます。
暑い夏はまだまだ続きますが、皆様熱中症に気を付けてお過ごしください。
本日は、8月5日(日)に岡山県岡山市で行なってきた豪雨災害復興セヴァのご報告をいたします。
今回の参加者は、全国のセンター・グループ有志が集まり、鳥取からご夫婦2名、大阪から1名、東京から2名、神奈川から2名の合計7名(女性2名、男性5名)の参加となりました。
関東組は車で向かったため、前日岡山に入りました。
今回、初めて申請したのですが、災害ボランティアに参加する場合は、申請をすると往復の高速代が無料になります。
前日は疲れをとるため&ボランティア特別割引があったため、稲荷山健康センターという所に泊まりました。
ここは、近くに日本三大稲荷のひとつ「最上稲荷山妙教寺」があり、薬湯温泉と休憩スペースも広くとても過ごしやすかったです。
※災害ボランティアの宿泊特別割引価格(税込2000円)はホームページに書かれていなく、いつまでやっているか分からないため、利用される方は事前にお電話で確認されることをお勧めします。
今後、ボランティアに参加される方へ役立つ情報の為、書かせていただきました。
前置きが長くなりましたが、本題に入ります。
現在、被災地でのセヴァの多くは、避難所に行ってのセヴァと被災者宅へ行ってのセヴァに二分されます。
いずれの場合も災害ボランティアセンターや避難所からの情報を調べての参加となります。
今回、私たちは県外からのボランティアも募集している岡山市東区にある災害ボランティアセンターに行き、セヴァを行なってきました。
ここは、あまり知られていませんが、県内の住宅浸水被害が最も多かった市だそうです。
ボランティアセンターでは、全国から毎日数百人がボランティアに集まってくるのですが、しっかりとした受け入れ態勢が整っていて、スムーズに受付等の手続を済ませることができました。
ボランティアの振り分けはスタッフから「OOという所で被災した子ども達と遊んだり、避難所でのお話しを聞いたりといった傾聴ボランティアをOO名募集しますが、希望される方は手を挙げてください」といった感じで、募集と振り分けが行なわれていました。
私たちは、参加した7名全員が一緒に行動できる内容のボランティアを選び、熱中症防止の飲料を沢山いただいて、各自の車と最後は徒歩で被災宅へ向かいました。
今回私たちが向かった場所は、川の決壊ではなく、局所的に起こった山の土砂崩れによって裏庭が土砂で埋まってしまったというお宅でした。
本日一番大変な現場と言うことでしたが、約30名のおじ様、おば様から若者たちに至るまで幅広い年代の集まりで、裏庭の土砂をスコップでかき出し、土のう袋へ入れて行くという内容でした。
熱中症予防のために、2グループに分けて15分交代でやっていきました。
今日は最高気温37度という猛暑でしたが、皆で一体となって、セヴァを捧げることができました。
また、冷たいドリンクや冷たい水に浸した濡れタオルをぐったりと座り込む私たちに絶妙なタイミングでスタッフの方が配ってくださったので、それで元気を取り戻す人たちが多くいました。
昼食を終えた午後からは、大阪の女子大ソフトボール部の若者たちも応援に駆けつけてくれ、凄い勢いで重たい土のう袋を運んでくれました。
現地でのセヴァは、ボランティアセンターから現地までの移動時間が長かったのもあり、休憩時間を入れて約4時間といった感じとなりましたが、皆汗びっしょりになりながらも、初めて会う見ず知らずのメンバーが互いに声をかけ合い、気遣い合いながら、一所懸命セヴァをしている姿がとても印象的でした。
ボランティアセンターへ戻ると、スタッフの皆様が笑顔で「お疲れ様でした。」と迎え入れてくれて、美味しいかき氷も振舞ってくださいました。
また、今回は事前に購入してきたスポーツドリンクを5箱支援物資として寄贈してきました。
被災地へセヴァへ来るといつも凄いことだと思うのですが、被災地の大変な惨状を目の当たりにして、全国から信条や思想を超えて、被災者の困難を自分の苦しみのように感じて集まってくる人たちと共に、一つとなってセヴァを捧げられることです。
そこでは、大きな家族のような、身近な友人たちが集まっているような、言葉では表すことのできない雰囲気が醸し出され、神様の慈愛と導きを普段よりも多く体験できます。
また、私たちが大きな家族のように一体となることによって、神様をより身近な存在として感じることができます。
そういった体験をさせてくださるババ様と皆様に深く感謝いたします。
サティヤ サイ ババの御言葉です。
『神の愛の化身である皆さん!
人と人とを隔てている壁を打ち壊しなさい。カーストと信条の違いに基づく相違感を取り払いなさい。人類の唯一性への固い信仰を持ちなさい。ハートに愛を育てなさい。そうして初めて、国々は団結し、繁栄し、幸福になるでしょう』
http://sathyasai.or.jp/mikotoba/discourses/d_19881225.html
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西日本豪雨災害により被災された皆さま、
ご関係者の皆さまに、謹んでお見舞い申し上げます。
暑い夏はまだまだ続きますが、皆様熱中症に気を付けてお過ごしください。
本日は、8月5日(日)に岡山県岡山市で行なってきた豪雨災害復興セヴァのご報告をいたします。
今回の参加者は、全国のセンター・グループ有志が集まり、鳥取からご夫婦2名、大阪から1名、東京から2名、神奈川から2名の合計7名(女性2名、男性5名)の参加となりました。
関東組は車で向かったため、前日岡山に入りました。
今回、初めて申請したのですが、災害ボランティアに参加する場合は、申請をすると往復の高速代が無料になります。
前日は疲れをとるため&ボランティア特別割引があったため、稲荷山健康センターという所に泊まりました。
ここは、近くに日本三大稲荷のひとつ「最上稲荷山妙教寺」があり、薬湯温泉と休憩スペースも広くとても過ごしやすかったです。
※災害ボランティアの宿泊特別割引価格(税込2000円)はホームページに書かれていなく、いつまでやっているか分からないため、利用される方は事前にお電話で確認されることをお勧めします。
今後、ボランティアに参加される方へ役立つ情報の為、書かせていただきました。
前置きが長くなりましたが、本題に入ります。
現在、被災地でのセヴァの多くは、避難所に行ってのセヴァと被災者宅へ行ってのセヴァに二分されます。
いずれの場合も災害ボランティアセンターや避難所からの情報を調べての参加となります。
今回、私たちは県外からのボランティアも募集している岡山市東区にある災害ボランティアセンターに行き、セヴァを行なってきました。
ここは、あまり知られていませんが、県内の住宅浸水被害が最も多かった市だそうです。
ボランティアセンターでは、全国から毎日数百人がボランティアに集まってくるのですが、しっかりとした受け入れ態勢が整っていて、スムーズに受付等の手続を済ませることができました。
ボランティアの振り分けはスタッフから「OOという所で被災した子ども達と遊んだり、避難所でのお話しを聞いたりといった傾聴ボランティアをOO名募集しますが、希望される方は手を挙げてください」といった感じで、募集と振り分けが行なわれていました。
私たちは、参加した7名全員が一緒に行動できる内容のボランティアを選び、熱中症防止の飲料を沢山いただいて、各自の車と最後は徒歩で被災宅へ向かいました。
今回私たちが向かった場所は、川の決壊ではなく、局所的に起こった山の土砂崩れによって裏庭が土砂で埋まってしまったというお宅でした。
本日一番大変な現場と言うことでしたが、約30名のおじ様、おば様から若者たちに至るまで幅広い年代の集まりで、裏庭の土砂をスコップでかき出し、土のう袋へ入れて行くという内容でした。
熱中症予防のために、2グループに分けて15分交代でやっていきました。
今日は最高気温37度という猛暑でしたが、皆で一体となって、セヴァを捧げることができました。
また、冷たいドリンクや冷たい水に浸した濡れタオルをぐったりと座り込む私たちに絶妙なタイミングでスタッフの方が配ってくださったので、それで元気を取り戻す人たちが多くいました。
昼食を終えた午後からは、大阪の女子大ソフトボール部の若者たちも応援に駆けつけてくれ、凄い勢いで重たい土のう袋を運んでくれました。
現地でのセヴァは、ボランティアセンターから現地までの移動時間が長かったのもあり、休憩時間を入れて約4時間といった感じとなりましたが、皆汗びっしょりになりながらも、初めて会う見ず知らずのメンバーが互いに声をかけ合い、気遣い合いながら、一所懸命セヴァをしている姿がとても印象的でした。
また、今回は事前に購入してきたスポーツドリンクを5箱支援物資として寄贈してきました。
被災地へセヴァへ来るといつも凄いことだと思うのですが、被災地の大変な惨状を目の当たりにして、全国から信条や思想を超えて、被災者の困難を自分の苦しみのように感じて集まってくる人たちと共に、一つとなってセヴァを捧げられることです。
そこでは、大きな家族のような、身近な友人たちが集まっているような、言葉では表すことのできない雰囲気が醸し出され、神様の慈愛と導きを普段よりも多く体験できます。
また、私たちが大きな家族のように一体となることによって、神様をより身近な存在として感じることができます。
そういった体験をさせてくださるババ様と皆様に深く感謝いたします。
サティヤ サイ ババの御言葉です。
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人と人とを隔てている壁を打ち壊しなさい。カーストと信条の違いに基づく相違感を取り払いなさい。人類の唯一性への固い信仰を持ちなさい。ハートに愛を育てなさい。そうして初めて、国々は団結し、繁栄し、幸福になるでしょう』
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