2016年5月26日木曜日

下無田地区での聞き取りセヴァ報告5と今後について

OM SRI SAI RAM

被災された皆さま、ご家族、ご関係者の皆さまに、謹んでお見舞い申し上げます。

昨日に引き続き、下無田地区での聞き取りセヴァに参加した 鹿児島グループの Sis からのレポート第4回目です。


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○半壊 ご両親、ご本人、お子さん3人の6人同居
ご自宅半壊。ご自宅すぐ隣の大きな納屋は、今にも倒れそうな状態でしたが、同等の大きな木で倒壊しないよう補強されていました。応急危険度判定は『半壊』でしたが、判定の不服申し立てをされたいとの事でした。
震災直後に出産されお困りのため、3週目のお子さんのおむつ、ミルク用の水、お尻拭きペーパーを取り合えず一月分お届けすると、「とても助かります」と喜んでおられました。


○全壊 農業 ご夫婦(震災のため息子さんが一時帰省)
ご自宅は全壊でむきだしのままの状態になっていました。倒壊していない一部の部屋で生活をされておられ、土地のあちこちにはひび割れと段差が生じていました。
敷地内に震災直前に立てた鉄骨の大きく高い倉庫があり、農業用の機材と車が収納されていました。生活も「何とかなっとるけん、何とかなるやろ。今、田植えの準備をしとっけん、先はどうなるかわからんけど、先を見て生きていくしかないけんね」と居直りとも思える心の内を明るい声で話してくださいました。帰り間際、「またお顔を見にお伺いさせてくださいね」と話しますと「待っとるけんね」とお元気な声で返してくださいました。 


【現状の課題】
・り災証明書発行の遅れ
役所へ申請すると、自治体の職員が家屋を見て「被害認定」を出し「り災証明書」がでますが、役所の調査の手が回っていない。役所の調査員も被災者である方もおられ、役所建物も使えない位被災しているところもある。そのような状態で、とてつもない時間がかかっている。
出口(見通し)の見える辛さと見えないつらさは大分違う。


・仮住まい
仮設住宅は、用地が足りていない。(防災のため用意していた土地も液状化のため使えない所もある。度重なる余震、被害認定再調査等で時間がかかり、何戸必要かさえ把握できていない。)
公営住宅は、競争率が高い。(15倍~90倍)
民間住宅は、早い者勝ちである。


・今後の避難生活の環境改善 (当面は、避難生活の環境を整える)
避難先によっては、過去にエコノミークラス症候群、インフルエンザ、感染症、ノロウイルスが発生している。
ゆっくりと休める場所の確保。雨漏り対策。安心して使用できるトイレ環境。プライバシーの確保等。


・住まいの確保
震度5以上が半月ほど続き、今後も激しい揺れが予想されるといわれている。建物の被害も多く、被災者の数も多い。諸条件のため、調査が中々進まないため、初期段階が非常に長引いている。ここ1カ月余り、普段からするとありえないような暮らしを強いられ心身ともにとても疲労されている。


・情報提供
(自宅敷地内での避難生活者が多く、また高齢者が多いことで情報が伝わりにくい)


・これからの梅雨対策
ゲリラ豪雨、突風のため、ブルーシートの確保が必要。
熊本は非常に風が強い地域で、更に今年は梅雨の雨量が多いとの予報もある。


・今年は梅雨を迎える前から気温の高い日が多く、高温多湿の熊本の気候が被災者の方々にさらに追い打ちをかけている。

【暮らしを取り戻すために】
人との支え合いは、何よりも安心する一つです。
※これまで被災された方々が生活されていかれるために、当面必要な物資の支援をセヴァさせていただきましたが、同時に先行きが見通せない被災生活の中で少しでもこころのお疲れを癒していただけるような『こころのケア セヴァ』ができたらと思います。
今後暫くは、ご迷惑にならないようにまたご負担にならないように十分配慮しながら、被災された方々のご自宅にお伺いさせていただき、繋がりを絶やさないことで見守りをさせて頂けたらと思います。
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サティヤ サイ ババの御言葉です。
『全員が力を貸さなければ、村全体が益することはできません。人生は、食べては消化し、歩き回っては寝そべるために与えられたのではなく、それよりはるかに偉大な目的のために授けられたのです。その目的とは、私たちの内に、また、私たちの周りの万物の内に、さらには、私たちの感覚の領域を越えたすべてのものの内に存在する、神を認識することです。そのための人生を、無益な追求や、単なる感覚的快楽のために浪費することは、知性ある人間のすることではありません。弱者や貧民、病人や障害者、困窮者や寄る辺のない人々を助けることによって、神の恩寵を受けるに値する人になりなさい』

http://www.sathyasai.or.jp/mikotoba/discourses/d_19750128.html

非公式の集まりにおいてグループのひとりがババに質問しました。
「スワミ、あなたの面前で苦しんでいる多くの人たちが癒される秘密は何でしょうか?」

ババはすかさず簡潔に答えました。
『わたしは、すべての意識ある生き物、すべての人間とひとつであることを体験しています。すべての者を自分自身と見なしているため、わたしの愛がすべての者に流れ込むのです。もしある者が、清いハートの奥底からわたしの愛に応えたとすれば、わたしの愛とその者の願いがひとつになり、苦しみが癒されるのです』
http://www.sathyasai.or.jp/ashram/news_pn/npn001204_1.html
サマスタ ローカー(ハ) スキノー バヴァントゥ
すべての世界のすべてのものが幸せになりますように

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SSIOJ奉仕部
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